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【MLB】期限は10月1日。故障の田中将大、ポストシーズン前の登板は先発かリリーフか

田中将大の今後の登板の見通しがたっていない。10月1日のレッドソックス戦までに復帰できなければ、登板間隔の問題で6日のワイルドカードゲームでの先発が難しくなる。そこで浮上したのが救援での調整登板案だ。

2015/09/28

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過去7度の中6日以上の登板では、6勝1敗

 9月27日の時点では、イバン・ノバが28日に先発することを除き、ヤンキースのローテーション全体がそもそも決まっていない状況だったが、ここでのポイントは田中が10月1日のレッドソックス戦に登板できるかどうかだ。この日に投げると、10月6日のワイルドカードゲームにギリギリ中4日で先発できるからだ。復帰が可能になるのがそれ以降だと、その大事なワンゲームプレーオフに十分な休養をもって臨めなくなるため、公式戦での先発は不可能だ。

 そこで、浮上したのがリリーフでの調整登板の可能性だ。登板間隔が空きすぎるのもよくないし、疲労が残った状態でワイルドカードゲームに投げさせることは禁物だ。

“Maybe have him pitch an inning because it’s been so long since he’s been out there,” Girardi said. “But Thursday would be the cutoff (for a start).”
「おそらく1イニングくらい投げることになるだろう。ちょっと間隔が空きすぎているのでね」とジラルディは語った。「木曜日(に先発できるかどうか)が判断の分かれ道になるだろう」

 田中の場合、ここまでのMLBキャリアで長めの休養は好結果をもたらずことが証明されている。過去7度の中6日以上の登板では、6勝1敗で防御率2.78だ。45回1/3で51三振を奪っており、9イニングあたりの奪三振数は10.1だ。これは、中4日の場合の8.2や中5日の場合の8.6より明らかに優れている。

出典:”For Yankees ace Masahiro Tanaka, it’s Thursday or bust”@ ESPN by Wallace Matthews in Sep 27th 2015

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