大谷翔平、米野球専門誌が選ぶ年間最優秀選手に!「球界屈指の投打で活躍。フルシーズンそれを維持した」【海外の反応】
2021/10/26
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米国の野球専門誌『ベースボール・アメリカ』が、今季のプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)を発表し、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手を選出した。
過去3シーズンは故障に泣かされてきたことも多かったが、今季はオープン戦の時からホームランを連発するなどして存在感を発揮。開幕後は怪我なくシーズンを全うし、投手としては23試合の登板で9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマークした。打者としても本塁打ランキング3位の46本塁打、日本人選手として2007年の松井秀喜氏(当時ニューヨーク・ヤンキース)以来となる大台の100打点に到達するなど“リアル二刀流”として大きな活躍を見せた。
同紙は大谷の今季の活躍を振り返り「大谷は2021年にメジャーリーグ史上最高のシーズンを送った。球界屈指の投手と打者として同時に活躍し、MLBのキャリアで初めてフルシーズンにわたってそれを維持した」と評価。今季のプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選出した理由については「大谷の歴史的なシーズンの基盤となったのはフィットネスの向上。その結果としての健康と耐久性の向上だった。もう一つは出場機会の増加である」と綴っている。
また、大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏は同紙で「彼は自分自身が示されている数字よりも遥かに優れていることを知っていた。2020シーズンを帳消しにすると言って、とても努力していたよ。2021シーズンは雪辱を晴らして戻ってきたと言えるようにね。そして、彼はそれをやってみせた」との、コメントを残している。