菊池雄星がFAに 互いにオプション拒否でマリナーズと契約延長せず
2021/11/04
Getty Images
シアトル・マリナーズは3日(日本時間4日)、来季の去就が注目されていた菊池雄星投手が、互いにオプションの行使をしなかったことでフリーエージェント(FA)になったと発表した。
メジャー3年目の菊池は今季、29試合(157回)を投げ、7勝9敗、163奪三振、防御率4.41をマーク。前半戦で好投を続けたことでオールスターゲームにも初選出されたが、シーズン後半は失速し、最後は先発ローテーションを外れてリリーフへ配置転換となっていた。
マリナーズの発表によると、菊池には4年間で総額6600万ドル(約75億4000万円)というオプション契約があったが、球団側が拒否。そのため、菊池に1年間で1300万ドル(約14億8000万円)の選手オプションが与えられたが、菊池も拒否したとのこと。互いにオプションの行使をしなかったことで、フリーエージェントになることが正式に決定したようだ。