MLBが今季のカムバック賞発表!ア・リーグは結腸癌克服のマンシーニが受賞
2021/11/23
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MLBが22日(日本時間23日)、両リーグにおける2021シーズンのカムバック賞を発表した。ア・リーグはボルティモア・オリオールズのトレイ・マンシーニ内野手、ナ・リーグは今季限りで現役引退を表明したサンフランシスコ・ジャイアンツのバスター・ポージー捕手が受賞している。
マンシーニは2020年3月にステージ3の結腸癌を患い、手術を受けたことで昨季は全試合を欠場。2年ぶりの復帰となった今季は、147試合に出場して打率.255、21本塁打、OPS.758(出塁率.326+長打率.432)の成績を残している。
一方でポージーは、コロナ禍の2020年に双子の女の子を養子として迎え入れたが、早産だったこともあり集中治療室で過ごす必要があった。新型コロナウイルスの感染を懸念し、家族を優先して2020シーズンの出場辞退を決断している。
そして、復帰した今季はレギュラーシーズンで113試合に出場し打率.304、18本塁打、OPS.889(出塁率.390+長打率.499)をマーク。ジャイアンツの地区優勝に貢献したが、家族との生活を考え今季限りでの現役引退を表明した。ポージーにとっては、2012年に続いて2度目のカムバック賞受賞となっている。