【MLB】制球が不安定だった田中。ペドロ・マルティネスら元メジャーリーガーが故障の可能性を指摘
ヒューストン・アストロスとのワイルドカードに5回2失点で降板し、チームは敗れ今シーズンが終了してしまった田中将大。この試合の投球を見て、元メジャーリーガーのペドロ・マルティネスとゲイリー・シェフィールドが田中の故障の可能性を指摘する。
2015/10/08
Getty Images
殿堂入り投手も田中の投球に違和感
この見解に対して、メジャー通算219勝をあげ、殿堂入りを果たしたペドロ・マルティネス氏も同意している。
“I was hurt for many years. I got hurt during the season and I pitched sometimes through some injuries. And the first thing you lose is your command, to locate your pitches. You don’t go full gas to the area you want. You don’t commit to pitches the way you want. You don’t commit to inside that much because you don’t want to completely go.”
「私は何年も故障と戦ってきた。シーズン中に故障をして、そのまま投げ続けたこともあった。その時、最初にコントロールを失い、思い通りに制球できなくなる。自分の投げたいコースに全力で投げることができず、自分の球にコミットできなくなってしまう。そうなると、インコースへも自信を持って投げることができなくなる」
さらにマルティネスは、「田中は異変を感じたから、自身に制限をかけたのではないか。直球を自分なりに抑えてしまい、変化球のキレもなかった。どこかを痛めている投手に見られがちなことだ」と言及した。
出典：Is Yankees’ Masahiro Tanaka injured? Pedro Martinez and Gary Sheffield think so by Maria Guardado on NJ.com October 7 2015