2022年は「非常に重要な存在になるはず」。澤村拓一を米メディアが分析 今季の良かった点と悪かった点とは【海外の反応】
2021/12/16
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米メディア『オーバー・ザ・モンスター』がボストン・レッドソックスの澤村拓一投手の今季の出来を良かった点と悪かった点に分けて評価。そして、同選手の2022シーズンの展望について解説している。
今季、澤村はレギュラーシーズンで55試合に登板し5勝1敗、防御率3.06、61奪三振をマークした。ポストシーズンでは、ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦のヒューストン・アストロズ戦で1回無失点に抑えるなど勝利に貢献。同シリーズでは3試合に登板したが、2勝4敗でアストロズに屈し、2018年以来となるワールドシリーズ進出は叶わなかった。
同メディアは澤村の良かった点としてスプリッターを称賛し「スプリッターこそが、彼が平均以上のペースで三振を重ねることができた最大の理由である。9イニングあたり10.4個の奪三振は、割合で見ても26%という数字は平均より良い数字だった」と評価している。
一方で、悪かった点としてはコマンドを挙げ「彼のコマンドはシーズンを通して問題であった。その結果、多くの四球と多くの本塁打を招いた」とし、2022シーズンの展望に関しては「トップエンドの人材が不足しているブルペンにおいて、非常に重要な存在になるはず。来季のロースターでは最も興味深い選手の一人になりそうだ」と綴っている。