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【MLB】「復帰後は効果的な投球」岩隈に地元メディアはB評価も、来季契約は慎重な見方

怪我での離脱もあり9勝に終わった岩隈に対し地元メディアは、平均以上を示す「B」の評価。復帰後の投球とノーヒットノーラン達成は高く評価しながらも、その怪我歴や年齢から来季の契約へは慎重になるべきとしている。

2015/10/09

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新GMは岩隈との再契約を優先

 岩隈以外の主力選手では18勝、200イニングをクリアするも、8月に防御率6.60と調子を崩し、防御率3.53に終わった「キング」フェリックス・ヘルナンデス、26本塁打、OPS.779と中軸の役割は果たすも、得点圏打率.179が評価を下げたカイル・シーガーらに岩隈と同じ「B」評価。
 
 OPS.974と打ちまくったフランクリン・グティエレスには最高の「A+」評価。キャリアハイの44本塁打を記録し期待に応えたネルソン・クルーズ(A)、シーズン途中からクローザーも務めたルーキーのカーソン・スミス(A-)、後半戦に復調したロビンソン・カノー(B+)らが高い評価を得た一方、多くの選手にはチーム成績を反映した厳しい評価がつけられた。
 
 すでに解任されたジャック・ズレンシックGMを筆頭に、フェルナンド・ロドニー(カブスにトレード後は復調)、キャッチャーのマイク・ズニーノとヘスース・スクレ、シーズン途中でヤンキースへトレードされた、かつての超有望株ダスティン・アクリーらには最低評価の「F」がついた。
 
 地元web紙『seattle pi』では岩隈との再契約に慎重な見方だが、新GMに就任したジェリー・ディポートはオフの最優先事項の一つに岩隈との再契約を挙げている。
 
 元々は地区優勝候補にあげられたことからもわかる通り地力はあるチーム。
 
 岩隈を除く主力選手の多くは契約が来シーズンも残っており、日本人右腕との契約延長に成功すれば、最低限来季も勝負できる体制は整うだろう。
 
出典:Mariners grades for 2015 in Seattle pi on Oct.7 2015

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