鈴木誠也のフィリーズ行きはおすすめしない。経験者プルーフがアドバイス「タフでなければ大変だ」【海外の反応】
2021/12/24
広島東洋カープの鈴木誠也外野手の移籍先候補として多数の球団の名前が挙がっているが、フィラデルフィア・フィリーズでもプレーしたことがあるトレバー・プルーフは、同球団への移籍に否定的な姿勢を示した。ポッドキャスト番組『ザ・クリスローズ・ローテーション』の内容を米メディア『that balls outta here』が伝えている。
鈴木は今季、日本プロ野球で首位打者と最高出塁率の打撃2冠を達成し、本塁打王争いではトップに1本差の38本塁打をマーク。今年7月に開催された東京五輪では日本代表の一員として参加し、4番打者としてチームの世界一に尽力した。世界が注目する大舞台で活躍したこともあり、今オフは鈴木の争奪戦が勃発している。
ボストン・レッドソックスやニューヨーク・ヤンキース、トロント・ブルージェイズなど数多くの球団が移籍先候補として浮上しているが、プルーフはフィリーズの名前を挙げて移籍先としておすすめしない理由を述べた。
鈴木にとって一番理想的な移籍先について問われたプルーフは「ヤンキースのようなところが一番楽しいかもしれないね。一番最初に頭に浮かんだのはフィリーズだったけど」と答え、フィリーズについては「実際彼らはかなりいいチームなので、フィリーズの悪口を言うのは気が引けるが、そこに行くのは厳しいと思う。初めて米国でプレーする…しかも、フィリーズで。その場合、最初の数週間で結果を出せなければ、ファンは激しく反応するだろう。それはタフでなければ大変だ」と語っている。
また、ヤンキースとフィリーズのファンの違いについて問われると「ヤンキースのファンはフィリーズのファンほど残忍ではないと思う。ヤンキースのファンなら、数週間から1ヶ月は耐えてくれるだろう。一方で、フィリーズのファンは最初の試合からそうなる」とし、フィリーズのファンに少々荒っぽい特徴があることを明かしている。