エンゼルスは前年よりも良化へ。米メディアが予想、理由は「復帰組」「大谷」「投手コーチ」【海外の反応】
2022/01/05
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米メディア『ハロハングアウト』が、「2022年が2021年よりも優れている3つの理由」と題し、今季は昨季に比べてロサンゼルス・エンゼルスが良い成績を残すと予想した。2021シーズンに大活躍した大谷翔平投手についても言及している。
投打で活躍した大谷は記録的なシーズンを送ったが、エンゼルスは主力のマイク・トラウト外野手が怪我で離脱したことも影響し、77勝85敗の成績でア・リーグ西地区4位に終わった。今オフは8年ぶりのポストシーズン進出へ向けて、ノア・シンダーガード投手やアーロン・ループ投手などを補強し、課題だった投手陣の強化を進めている。しかし、同メディアは別の3つの理由からエンゼルスが今季良い成績を残すと予想した。
一つ目は、パトリック・サンドバル投手やジャスティン・アップトン外野手、アンソニー・レンドン内野手やトラウトなど、多くの主力選手が怪我から復帰することを挙げている。
二つ目は、大谷の起用法についてだ。昨季は多くの試合で投打同時出場を果たし、先発出場後に外野守備でプレーを続ける試合もあった。大谷の疲労を心配する声もあったが、同メディアは「大谷の仕事量を全体的にうまく管理していた」とし、投手コーチのマット・ワイズ氏やジョー・マドン監督は、大谷の起用法に関して良い考えを持っているとの見解を示している。
三つ目は、投手陣のコーチングが安定したことを挙げた。昨年2月に投手コーチのミッキー・キャロウェー氏が不祥事を起こして投手コーチの変更があったが、予想外の事態にもかかわらず急遽就任したマット氏はコーチングスタッフに安定感を与えていたという。