メジャー挑戦の鈴木誠也、労使交渉は年明けも進展なし。米記者が見解「もう1年日本でのプレーを選ぶ可能性もある」【海外の反応】
2022/01/05
広島東洋カープの鈴木誠也外野手のメジャー挑戦に影響が出ている労使交渉が、年が明けても進展していないようだ。米メディア『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者が明かしている。
労使協定が失効する日までにオーナー側と選手会による交渉がまとまらなかったため、昨年12月2日からロックアウトが開始された。新協定締結まで移籍交渉を含む全ての選手契約は一時停止したが、中断期間は換算されず合計30日が保証されることになる。ただ、ロックアウトが予想以上に長引く場合は、移籍を考える選手に大きな影響が生じるだろう。
ナイチンゲール記者は自身のツイッターを通じ「2022年の第1週は、2021年の最後の月に似ている。現在、MLBと選手会の間で予定されている交渉の場はない。ロックアウト以来、先月に2回会合を持ったが、厳密には非中核的な経済問題についてである」と綴り、主要テーマに関する交渉が進展していないことを明かした。
日本プロ野球では2月1日から春季キャンプが始まる球団もある。米メディア『MLBトレード・ルーマーズ』は「鈴木にカープ復帰の考えがあるなら、おそらく2月1日に他のメンバーとともにそれを実行したいはずだ。今月中にロックアウトに進展がなければ、鈴木は宙ぶらりんな状態で待つより、日本でもう1年プレーすることを選ぶ可能性もある」との見解を示している。