鈴木誠也、ロックアウト終了を待つFA選手トップ10で6位に! 米メディアが去就に注目「日本からこれほどの打者は長い間出てきていない」【海外の反応】
2022/01/07
米メディア『CBSスポーツ』が、ロックアウト終了を待つトップ10のフリーエージェント(FA)を発表した。メジャー挑戦に向けて動いている広島東洋カープの鈴木誠也外野手は6位に選出されている。
労使協定が失効する日までにオーナー側と選手会による交渉がまとまらなかったため、昨年12月2日からロックアウトが開始された。新協定締結まで移籍交渉を含む全ての選手契約は一時停止しており、FA市場には例年と比べて優秀な逸材が数多く残っている。
同メディアは、その中で最も価値が高い選手としてヒューストン・アストロズからFAのカルロス・コレア内野手を挙げた。同選手はデトロイト・タイガースから提示された10年2億7500万ドル(約319億円)というオファーを拒否しているため、それを上回る契約を望んでいると思われる。コリー・シーガー内野手がテキサス・レンジャーズと10年3億2500万ドル(約377億円)の契約を結んでいるが、同メディアはコレアがシーガーを抑えて10年3億3000万ドル(約382億円)の契約を、どこかの球団と結ぶと予想した。
一方で、鈴木に関しては6位に選出している。予想する契約内容は4年6400万ドル(約74億2000万円)で、2017年にロサンゼルス・エンゼルスへ移籍する際に年俸制限を受けた大谷翔平投手を除けば、日本からこれほどの打者は長い間出てきていないという。2020年に秋山翔吾外野手はシンシナティ・レッズと3年2100万ドル(約24億3000万円)の契約を結んだが、鈴木の年俸は少なくともそれ以上になる見通しだ。1億ドル(約116億円)以上になると予想する声も挙がっているが、同メディアは「おそらくない」との見解を示している。
なお、トップ10は1位コレア、2位クリス・ブライアント外野手、3位フレディ・フリーマン内野手、4位トレバー・ストーリー内野手、5位ニック・カステヤノス外野手、6位鈴木、7位クレイトン・カーショウ投手、8位ケンリー・ジャンセン投手、9位アンソニー・リゾ内野手、10位マイケル・コンフォルト外野手となっている。