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【MLB】年齢と故障リスクの指摘。レッドソックス、来季も守護神は上原浩治か?

ブルペンの建て直しという課題を抱えるレッドソックスにとって最も大事なのは、実力はまだ一流ながら年齢と故障リスクを抱える上原浩治を来季もクローザーとして起用するかどうかの決断だ。

2015/10/13

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大物クロ―ザーを獲得という選択肢も

 もうひとつの選択肢は、上原を守護神の座から外し、セットアップとして起用することだ。言い換えれば、それなりのリスクを伴う上原を中心に据えたブルペンの構成から脱却するということだ。このオフ、アロルディス・チャップマン(レッズ)や、クレイグ・キンブレル(パドレス)のような大物クローザーも、それぞれの球団の再建のためトレード市場に出て来ることが予想されている。しかし、彼らのような超一流を獲得しようとすると、相当なプロスペクトを見返りに差し出す必要があるのが難点だ。

 ドンブロウスキーはブルペンの強化のためにはまず上原を守護神として使い続けるのかどうかを決断しなければならない。どちらの案もそれなりに取るべき理由はあり、絶対的に正しい答えなどない。

There are plenty of talented relievers available to surround Uehara in setup roles. On the other side of the coin, there are two generational talents theoretically available to put in the ninth inning, giving Boston a potentially lethal one-two punch. He can succeed either way, but Dombrowski needs to choose a path.
上原をセットアップとしてサポートする優秀な投手は市場に少なくない。一方、コインの裏側には、市場に出て来ることが予想される今の時代を代表する2人の守護神のどちらかを獲得する策もある。そうすれば、ボストンは(セットアップとしての上原との)究極のワンツーパンチを形成できそうだ。どちらの策も悪くないが、いずれにせよドンブロウスキーは決断しなければならない。

出典:”What do the Red Sox do with Koji Uehara”@ SB nation by Matt Collins in Oct.12th 2015

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