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【MLB】再び松井秀喜がクローズアップ。メッツのマーフィー、プレーオフ大活躍も退団? 

メッツのダニエル・マーフィーがポストシーズンで大爆発した。MLB屈指のエースからアーチを量産。地元ニューヨークのメディアでは「ミスター・オクトーバー」の声が上がる。と同時に、かつてライバルのヤンキースに在籍したゴジラの存在も改めてクローズアップされた。

2015/10/20

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マーフィーと松井は同じ道を歩むのか?

 白熱するポストシーズンで、メッツのダニエル・マーフィーが絶好調だ。18日のカブスとのナリーグ優勝決定シリーズ第2戦でも、初回に決勝打となる2ラン。これで4試合連続本塁打と、今ポストシーズン5本塁打は、いずれも球団のポストシーズン新記録となった。
 
 5本塁打の中身も濃い。最初の2本はドジャースのクレイトン・カーショウから。次は同じドジャースのザック・グリンキーと、チームが誇るサイ・ヤング賞の両腕を破壊。さらにカブス戦は初戦がジョン・レスター、2戦目がジェーク・アリエッタとリーグでも屈指のエース級の投手からアーチを量産している。
 
 早くも地元メディアからは、ポストシーズンで活躍した選手に送られる称号である「ミスター・オクトーバー」の声が。レギュラーシーズンでは今季の14本塁打が自己最多で、どちらかといえば地味な存在だった。
 
 プロ10年目の生え抜き30歳。このオフには初めてFAとなる。ポストシーズン前にはメッツでは最後のプレーとなるのでは、と見られていたが、ここにきて評価も急変。そこでニューヨーカーたちは、あの男の存在を思い出した。09年ワールドシリーズでMVPに輝き、ヤンキースを優勝に導いた松井秀喜だ。
 
 地元のニューヨーク・デイリー・ニューズは「この偉大なプレーオフ後でも、メッツはマーフィーを退団させてしまうのか?以前にもこんなことがあった」と特集。ニューヨークを本拠とする選手で、ポストシーズンでの活躍後に退団した選手を5人並べ、その一番手に松井秀喜氏の名前を挙げた。

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