鈴木誠也、ユニバーサルDH採用で契約金高騰の可能性も? 米メディア「結果的に彼にボーナスがもたらされるかもしれない」【海外の反応】
2022/02/16
鈴木誠也メジャー最新情報
米メディア『ファングラフス』が、メジャー挑戦に向けて動いている広島東洋カープの鈴木誠也外野手について分析し、ナ・リーグにも指名打者(DH)制が導入されることで、より争奪戦が激しくなると結論づけた。
これまではア・リーグだけにDH制が採用されていたため、ナ・リーグの球団がDHの選手を補強する必要がなかった。しかし、今回の新労使協定(CBA)でユニバーサルDHを採用することを、11日(日本時間10日)にMLBのコミッショナーを務めるロバート・マンフレッド氏が発表。ア・リーグだけでなくナ・リーグでもDH制が導入されることになった。
同メディアによれば、これは鈴木にとっても追い風になるという。データ予測システム「ZiPS」では、カープに渡すポスティングフィーなどを含め、5年間で総額8300万ドル(約96億円)の契約になると予想している。
ユニバーサルDHが採用されたことで、ナ・リーグの15球団がチームの再構築を余儀なくされるため、積極的に行動するインセンティブを各球団に与えることになる。フリーエージェント市場での外野手を巡る争いはより一層激しさを増し、それによって鈴木の契約金が跳ね上がる可能性があるようだ。同メディアは「結果的に鈴木にボーナスがもたらされるかもしれない」との見解を示している。