大谷翔平、大幅な昇給は望めず? エンゼルスオーナーがぜいたく税の基準額引き上げを拒む理由とは…【海外の反応】
2022/03/09
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大谷翔平最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスのオーナーを務めるアルテ・モレノ氏が、労使協定の争点となっているぜいたく税の基準額の引き上げを拒んでいるのは、ある理由があるようだ。米メディア『ヘイロー・ハングアウト』が報じている。
MLB機構と選手会による労使協定が1日(日本時間2日)に行われたが、合意に至らず交渉は決裂。その交渉の中で、MLB機構はぜいたく税の基準額を2億2000万ドル(約252億6000万円)に引き上げるという最終提案を出していたが、選手会が拒否する形となった。モレノ氏は、反対票を投じた4球団のうちの一人だったとの情報がある。
同メディアによると、モレノ氏は大谷やマイク・トラウト外野手を抱えながらも競争に勝つための十分な支出をしたくないと考えているという。ぜいたく税の基準額の引き上げが実現してしまうと、ぺイロールランキングで後退し、さらに出費のプレッシャーを感じることになるようだ。
モレノ氏はプレッシャーを望んでおらず、少なくともアルバート・プホルス、ジョシュ・ハミルトン、アンソニー・レンドンにお金をかけたと言えるようにすることで乗り切りたいとのこと。優勝を目指すためには補強が必要で、それには多くの支出が必要になるが、モレノ氏にとって勝利はファンほど重要ではないと、同メディアは伝えている。大谷の契約延長が実現したとしても、大幅な昇給は望めないかもしれない。