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【MLB】イチローに出場機会あり、監督代行の可能性も? マーリンズ新監督が噂されるマッティングリーの采配

マーリンズの新監督に就任することが有力視されているドン・マッティングリー。プラトーンや代打を活用するスタイルからイチローにも活躍の場はありそうだ。シーズン最終戦では代行監督就任の可能性もあるかもしれない。

2015/10/28

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ベテランにも積極的に出場機会を与え、代打起用も多い

 マッティングリーが監督に就任した場合、イチローの起用法はどうなるか。

 今季のドジャースでは故障者の多発に加え、レギュラークラスの外野手を数多く抱えていたチーム事情もあり、複数の野手を使い分けていく戦法をとっていた。今季のドジャースでは65試合以上に先発した外野手が5選手、シーズンでは11人の外野手が起用されている。

 ベテラン選手の起用法にも配慮がある。ジョク・ピーダーソン、コーリー・シーガーら若手の台頭する中でもカール・クロフォードやジミー・ロリンズといったベテラン選手たちがゲーム感を失わないよう定期的にスタメン出場の機会を与えている。

 マーリンズの外野3選手が健康な場合でも、イチローが4番手外野手に相応しい成績を残している場合、ある程度スタメン出場の機会も与えられそうだ。

 12年のオーナー交代でデータ方面に長けたスタン・カステンが球団社長に就任して以来、マッティングリーは左右に関わらず2選手(プラトーンプレイヤー)を併用する。

 特に右打者が左投手(左投手が右打者)と対戦した割合を示す、プラトーン%というものがある。ドジャースは今季30球団中4位の63%を記録している。代打の打数もリーグ4位タイと、代打の起用にも積極的な傾向が見られた。

 ちなみに打撃不振に苦しんだイチローは、対左投手に限れば打数は少ないものの打率.270/OPS.723と一定の成績を残している。過去3年間を見ても対左投手は打率.311(312-97)、このバッティングを来年も維持できれば、対左投手用の代打、スタメンとしても出番が増える可能性がある。

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