菊池雄星、5回1失点の粘投も今季初勝利ならず ブルージェイズは終盤勝ち越し許し敗戦
2022/04/20
Getty Images
菊池雄星 最新ニュース(最新情報)
トロント・ブルージェイズの菊池雄星投手が19日(日本時間20日)、敵地でのボストン・レッドソックス戦に先発登板。5回1失点と試合を作ったが、今季初勝利は次戦以降にお預けとなった。チームは1-2で敗れている。
前回登板では、4回途中3失点で降板した菊池。移籍後2度目の先発マウンドに臨んだこの日は、走者を背負いながらも粘り強く投げた。
初回、2者連続で四球を与え得点圏にランナーを背負う苦しい立ち上がりとなるも、ラファエル・デバースを併殺、ザンダー・ボガーツを遊ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。
ザック・コリンズのソロホームランが飛び出し、1点の援護を貰って迎えた2回、先頭のJ.D.マルティネスに四球を与えるも、後続を3人で退け、この回もスコアボードに「0」を並べた。
しかし3回、1死からエンリケ・ヘルナンデスに二塁打を許すと、続くトレバー・ストーリーにも二塁打を浴び、連打で1-1の同点に追いつかれる。その後内野ゴロでストーリーに三塁まで進まれたが、勝ち越しは許さなかった。
さらに4回、先頭のJ.Dマルティネスを遊撃手の悪送球で出塁させると、続くアレックス・バーデュゴにも安打を許し、無死一、三塁のピンチを招く。それでも、後続を投ゴロ、見逃し三振、投ゴロに抑え、追加点は与えず。5回には、この日初めての三者凡退とし、同点のまま降板した。
この日の菊池は、5回(91球)を投げ、被安打3、与四死球3、奪三振3、失点1(自責点1)の成績。防御率3.24、WHIP1.56となっている。
チームは、7回に守備の乱れもでて勝ち越しを許し1-2で敗戦。レッドソックスとの3連戦初戦を落としている。