【MLB】「先発2番手になれる」岩隈久志にタイガースが興味。マリナーズは複数年提示も
フロリダ州では30球団の編成責任者が集うGMミーティングが開催を迎え、多くの噂が飛び交う時期となった。FAになる可能性のある岩隈久志の周囲も騒がしくなってきた。
2015/11/11
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マリナーズは複数年契約を提示予定
岩隈久志は現地11月13日までに1年1580万ドルのクオリファイング・オファーを受けるかどうかを決めなければならない。その決断がどう転ぼうとも、マリナーズの新GMジェリー・ディポート氏はクオリファイング・オファーとさらに2年契約を提示するのではないかとCBS.comのジョン・ヘイマン氏の情報を地元紙『Seattle Pi』が報じている。
同紙によれば、提示額については触れられていなかったが、ディポートGMは就任以降から岩隈との再契約に興味を示していることから複数年契約を提示することに不思議はないと紹介している。
“Iwakuma is set to turn 35 next April, and he’s battled injuries that interrupted his past two seasons, but he’s also been one the club’s most consistent starting pitchers since he joined the rotation about halfway through the 2012 campaign. Since coming to Seattle, Iwakuma is 47-25 with a 3.17 ERA in 111 appearances (97 starts).
岩隈はここ2年間怪我でシーズン中離脱することもあり、4月で35歳となるが、それでも2012年途中にローテーションに加わってからはチームでは一番安定した投手の1人であった。シアトル加入後は111試合(97先発)で47勝25敗、防御率3.17を残している。
岩隈がもしクオリファイング・オファーを断れば他球団との交渉が可能となる。だが今年のFA市場では先発ローテーションの1番手を担える投手がデビット・プライス、ザック・グレインキーをはじめ多く存在する模様だとルイス氏は指摘する。