【結果速報】大谷翔平、5回2失点で今季2勝目! 打でも適時二塁打含む3安打猛打賞、エンゼルス首位浮上の立役者に
2022/04/28
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は27日(日本時間28日)本拠地でのクリーブランド・ガーディアンズ戦に「2番・投手」で投打二刀流出場。投げては5回2失点で今季2勝目、打っては3安打1打点の活躍でチームを勝利に導いた。
前回登板で6回1死までパーフェクトに抑える快投を見せた大谷。この日は立ち上がりにつかまる。初回、先頭のマイルズ・ストロー外野手を四球で歩かせると、1死一塁から3番ホセ・ラミレス内野手にスライダーを右中間スタンドに運ばれ、先制2ランを献上。いきなり2点を失った。
しかし、直後にエンゼルス打線が奮起し同点。2回のマウンドでも2本の安打を浴び、1死一、二塁とされたが、1番ストローを96.9マイル(約156キロ)フォーシームで空三振、2番アメド・ロサリオ内野手を二飛に打ち取り、ピンチを凌いだ。
するとその裏、1番テイラー・ウォード外野手にグランドスラムが飛び出し、一挙4得点。援護をもらった大谷は、3回も得点圏に走者を背負ったが、得点は許さず。4、5回は三者凡退に抑え、この回限りで降板。指名打者(DH)としてゲームに残り、打撃に専念することとなった。
この日の投手・大谷は、5回(86球)を投げ、被安打5、被本塁打1、与四死球1、奪三振4、失点2の成績。防御率4.19、WHIP1.09となっている。
一方の打撃でも、3打席目に安打を放つと、指名打者(DH)として迎えた6回1死三塁の第4打席では、左腕ローガン・アレン投手の84.9マイル(約137キロ)のカッターを弾き返した。打球速度108マイル(約174キロ)を計測した強烈な打球は、ライトオーバーのタイムリーツーベース。今季10打点目を挙げ、続くマイク・トラウト外野手の適時二塁打でホームに生還した。
さらに、8回無死の第5打席でも、アレンのスライダーをセンター前に落とし、3打席連続の安打で今季初の猛打賞を記録した。
この日の打者・大谷は、5打数3安打1打点(二ゴロ、二ゴロ、中安、右2〔1〕、中安)の成績。打率.238、OPS.691(出塁率.291+長打率.400)となっている。
エンゼルスは、14安打9得点と打線が爆発。投げては大谷が5回2失点、リリーフ陣もリードを守り、最終的に9-5で勝利。破竹の4連勝を飾り、アメリカン・リーグ西地区首位へ浮上した。