2番トラウトと3番大谷翔平の“WIN-WIN”な関係 エンゼルス指揮官が導き出した打順の最適解
2022/05/10
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたタンパベイ・レイズ戦に「3番・指名打者(DH)」でスタメン出場。2本塁打を含む猛打賞、5打点を挙げる活躍で、チームを勝利に導いた。特に6回の第3打席は、マイク・トラウト外野手との2者連続弾だった。
2番トラウト、3番大谷の打順が功を奏している。
大谷はかつて好調だった時の会見(2019年)で、打順について「(前のトラウトが)ほぼ必ず出塁してくれるので、近くでボールを見ながらタイミングを取ったり、色々な球種を見られるのでそのお陰もある」と述べ、打席に立つときの考え方についても「四球の後は初球にストライクが欲しいのが投手の心理」とシンプルな思考で入れる旨を語っていた。
トラウトにとっても、後ろに大谷が控えていることで、“簡単には”歩かせられないため(とは言えトラウトは卓越した選球眼でいとも“簡単に”歩いてしまうが)、勝負される機会が増えるという“WIN-WIN”の関係である。
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