【MLB】「復帰時期と苦手アスレチックスからの勝利」。レンジャーズ連覇のカギはダルビッシュ
今季のレンジャーズは、ダルビッシュ有を欠きながら前年最下位から地区優勝を遂げた。しかし、連覇の鍵を握るのはやはりエースの完全復活だというのが現地の見方だ。
2015/11/19
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同地区のライバルを封じることができるか
しかし、ダルビッシュには早期の復帰以外にも課題があり、それは同地区のライバルに対する安定的な投球だという。
He struggled at times against the Oakland Athletics, but he absolutely owned the Houston Astros. Now that we play them 19 games a season it’s very important to win those games.
彼はアスレチックスには手を焼くこともあったが、アストロズには滅法強かった。同地区の球団とは1シーズンで19度相まみえる。ここで安定的に勝ち星を重ねることはとても重要だ。
実際、ダルビッシュはキャリア通算ではアスレチックスに対し1勝8敗で防御率は4.94だ。一方、アストロズには4勝3敗、防御率3.54と悪くはないが特に傑出してもいない。2013年に同球団に対し、2度9回途中まで無安打投球を披露したことが記者の印象を強めているのだろう。
なお、記事では来季のローテーションでエースのダルビッシュに続く存在はハメルズで、以下デレク・ホランド、ペレス、そして元広島のコルビー・ルイスと見ているようだ。
今季チーム最多の204回2/3を投げたルイスは現在FAだが、「レンジャーズは何としても再契約すべきだ」と見解を示している。
出典:”Texas Rangers 2016 rotation”@ Fansided on SI.com by David Cash in Nov.18 2015