ダルビッシュ有、8回1失点の好投で今季6勝目! トルネード警報の中で一人黙々とアップ「まるで自分とリグレー・フィールドしかないような瞬間だった」【海外の反応】
2022/06/15
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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は13日(日本時間14日)、敵地シカゴ・カブス戦で先発登板を果たし、8回1失点7奪三振の好投を披露した。試合後、トルネード警報の中で一人黙々とアップしていた場面について振り返ったと、米公式サイト『MLB.com』が報じている。
1回は無失点に抑えたが、2回はヤン・ゴームズに左越えのソロホームランを許してしまう。しかし、その後は追加点を相手に与えず、味方打線の活躍によって逆転に成功し、ダルビッシュは今季6勝目を飾っている。
この日は古巣カブスとの一戦を前にトルネード警報が出された。試合開始が遅れるトラブルに巻き込まれたが、動揺することなくダルビッシュはサイレンが鳴り響く中で一人黙々とアップを続けていた。ダルビッシュは「正直言って、ちょっと感傷的になってしまいました。竜巻警報が発令され、みんな帰ってしまった。ファンもスタンドから離れました。まるで自分とリグレー・フィールドしかないような瞬間だった」と答えた。
続けて「明らかにここは僕にとって多くのことが起きた場所。でも、ここに立てることに本当に感謝しています」と、古巣カブスへの思いを語っている。