【MLB】現役時代は野茂とプレー。ドジャース・ロバーツ新監督は日本人を母に持つ沖縄生まれ
来季からデーブ・ロバーツ氏がドジャース監督に就任する。彼は日本人の母を持つ沖縄生まれだ。
2015/11/25
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現役時代はスピードスター
他にも記事では、43歳という若さでの監督就任や、マイナーを含めても基本的に監督経験がないことを注目すべき点としてあげている。
年齢に関しては、ドジャースでは1954年にウォルター・オスルトンが42歳で就任して以来、ロバーツはもっとも若い監督となる(代行監督ではもっと若い例がある)。また、2011年から今季までパドレスでコーチを務めたが、監督経験はない(1試合だけ代行を務めたことはある)。メジャーでは、監督もマイナーで経験を積んでから就任するのが一般的だったが、近年はロバーツのようなケースも増えている。
またロバーツの特筆すべき事項も紹介している。まずは、現役時代のスピードスターぶりだ。
From his first full season in 2002 to his last full season in 2007, he ranked fourth among all Major League players with 226 stolen bases.
彼は最初のフルシーズンだった2002年から最後のフルシーズンとなる2007年までに226盗塁を決めており、これはその間ではメジャー4位だ。
レッドソックス在籍の2004年アリーグのリーグチャンピオンシップ第4戦の9回2死からの代走での盗塁は、シリーズの流れを変え同球団に86年ぶりの世界一をもたらすきっかけとなり、「ザ・スティール」として語り継がれている。
さらに彼は病魔との戦いも克服した勇気溢れる男であることにも触れられている。引退後の2010年、彼はパドレス特別補佐を務めていたが、血液のガンだと診断されたことがある。しかし、闘病生活後の2011年にはコーチとして復帰を果たしたのだ。
ロバーツ新監督は、この名門球団に1988年以来の世界一をもたらすことができるだろうか?
出典:“Roberts is Dodgers’ pick to be manager”@ MLB.com by Ken Gurnick in Nov. 23rd 2015