【MLB】第2の姜正浩は「20~25本塁打は可能」。プレミア12韓国代表・朴炳鎬がツインズへ
プレミア12で韓国代表として優勝に貢献した朴炳鎬はポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を獲得していたツインズと契約合意に達した。
2015/12/02
Getty Images
韓国球界を代表するスラッガーの一人
メジャーリーグのスカウト陣にとって、今やアジアは最重要地域。今オフ、メジャー挑戦が取り沙汰されている前田健太だけでなく、彼らは韓国にも足しげく通っている。それほどアジア野球のレベルが上がってきているのだ。ここ数年、韓国で活躍した選手に対して、好条件の複数年契約を提示するケースが増えてきている。
アメリカン・リーグ中地区に所属するミネソタ・ツインズが、ポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を獲得していた韓国の大砲朴炳鎬と、契約合意に達したと現地の各メディアが報じている。
契約内容は、4年1200万ドル。2016年、17年がそれぞれ275万ドル、18年、19年がそれぞれ300万ドル、20年はツインズ側が持つオプション契約で650万ドル(破棄の場合は50万ドル)となっている。
29歳の朴は、韓国野球界を代表するスラッガーだ。
通算本塁打210本、ここ2年は連続50本塁打以上を記録。20代前半は怪我に苦しんだが、ネクスン・ヒーローズに移籍後は、持ち前の長打力が完全開花。押しも押されもせぬ大打者へと成長した。先日行われた第1回WBSCプレミア12においても、韓国代表として出場。主軸打者として優勝に貢献した。
公式サイト『mlb.com』の記者ジェイソン・ベックは、朴のスラッガーとしての能力をこう紹介している。
His aggressiveness came at a cost with 510 strikeouts in that four-year stretch, capped by 161 strikeouts over 528 at-bats this season, but Park tempered it with a relatively good eye, drawing 339 walks
朴は積極的なスタイルにより、4年間で510もの三振を生み出すこととなった。今シーズンは528打席で161三振を喫している。しかし同時に4年間で339もの四球を選んでおり、選球眼は良い。