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【MLB】マリナーズ青木誕生の裏にイチローの同僚とのトレード失敗。他の外野手との併用の可能性

マリナーズと青木宣親の契約がほぼ決まったようだ。外野手の層を厚くさせることが同球団にとって、オフの課題のひとつだった。

2015/12/03

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本来のターゲットはオズーナ

 記事では、ディポートGMが外野手の層を厚くしたいとの意向を再三表明していたことも指摘している。マリナーズは今季、犠打(35)がリーグ13位、盗塁(69)が同11位、盗塁成功率(60.5%)は14位だ。
 過去4年で81盗塁を記録し小技もこなす青木は貴重な戦力となりそうだ。ただし、この記述からうかがい知れるように、レギュラーとしての起用の可能性に関しては慎重な論調となっている。

 マリナーズの本来のターゲットはイチローの同僚であるマーセル・オズーナ(マーリンズ)であったことも記されている。24歳のオズーナは、今季は不調でマイナー落ちも経験したが、2014年には23本塁打を放った潜在力溢れる外野手だ。ところが、マーリンズは交換相手として先発投手を要望したために、トレードはご破算。ディポートGMは、外野手をFA市場に求めるべく方向転換した結果、青木の獲得に至ったようだとしている。

 青木は今季、1年契約を結んだジャイアンツでプレー。その年俸は400万ドルだった。シーズン終了後、同球団は来季550万ドルで再契約する選択権も握っていたが、70万ドルの違約金を払いこの権利の行使を見送った。

 マリナーズに足りなかった要素を補うだけの能力がある青木。チームにどうフィットするだろうか。

出典:”Report : Mariners land Aoki for outfield” @ Mariners.com by Greg Johns in Dec. 2nd 2015

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