「大谷賞」は現実的?…個人名が冠されたMLB賞5選。大谷翔平は“新たなMVP”を生み出すか
2023/03/01
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ジャッキー・ロビンソン賞
ジャッキー・ロビンソン賞は、最優秀新人選手賞(新人王)の別称。1947年に制定され、記者投票によって各リーグ1人ずつ(48年までは両リーグで1人)が選出される。別称でジャッキー・ロビンソンの名が冠されているのは、1947年の初代受賞者であることに由来する。
ジャッキー・ロビンソンは、1947年にメジャーデビューを果たし、1884年のモーゼス・フリート・ウォーカー以来となるアフリカ系アメリカ人のメジャーリーガーとなった内野手。10年のキャリアの中で、首位打者、盗塁王、リーグMVPなどを受賞したり、ワールドシリーズ制覇を経験するなど主力選手として活躍し、引退後は、黒人の地位向上などに積極的に取り組んだ。通算成績は、1382試合で打率.311、1518安打、137本塁打、734打点、OPS.883(出塁率.409+長打率.474)。
昨季の同賞受賞者は、ナ・リーグがマイケル・ハリス2世(ブレーブス)、ア・リーグがフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)。日本人選手では、2018年に大谷翔平が受賞したほか、イチロー、佐々木主浩、野茂英雄が同賞を手にしている。