「大谷賞」は現実的?…個人名が冠されたMLB賞5選。大谷翔平は“新たなMVP”を生み出すか
2023/03/01
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マリアノ・リベラ賞&トレバー・ホフマン賞
マリアノ・リベラ賞とトレバー・ホフマン賞は、それぞれア・リーグ、ナ・リーグの最優秀救援投手賞のこと。各リーグの救援投手の代名詞存在である二人の名が冠されている。昨季の受賞者は、エマヌエル・クラセ(ガーディアンズ)とエドウィン・ディアス(メッツ)だった。
リベラの通算成績は、1115登板(10先発)で、82勝60敗、652セーブ、1173奪三振、防御率2.21、WHIP1.00。ホフマンは、1034登板で、61勝75敗、601セーブ、2ホールド、1133奪三振、防御率2.87、WHIP1.06。
通算セーブ数をみれば、1位がリベラ(652セーブ)、2位がホフマン(601セーブ)、そして3位のリー・スミスが478セーブであることからも、抜きんでた存在であることが見て取れるだろう。
このように往年の名選手だけでなく、2010年代までプレーしていた選手たちも、個人名が賞に冠せられる事例がある。また、エドガー・マルティネスのように、その分野の草分け的存在にもスポットが当てられていることもみれば、「大谷翔平賞」の創設も現実味があると言えるのではないだろうか。