【MLB】「走者を進塁させ、打線を途切れさせないための答えを出す」マリナーズGMが明かす青木獲得の狙い
積極的な補強が目立つシアトル・マリナーズ。すべては新GMジェリー・ディポートGMの改革の一環だ。外野手の層を厚くすべく、1番候補として青木宣親を獲得した。
2015/12/04
マリナーズ史上9人目の日本人選手
シアトル・マリナーズの新GMジェリー・ディポートGMの改革はこの日、青木宣親と1年契約(2017年は相互のベスティング・オプション付き)で合意したことにより、さらに前進したと『MLB.com』が報じている。
ディポートGMは青木を1番打者として起用する考えを明らかにした。
この結果外野の布陣は、運動能力に長けた選手が揃ったと述べた上で「1番打者として先頭に立つことで、チームに大きな変化を与えられる存在」と評価した。
安定した打撃で35パーセントの確率で出塁を果たし、盗塁もできる選手の存在は相手チームにとって脅威になりうると、ディポートGMは指摘する。
記者のグレッグ・ジョンズ氏は、マリナーズ史上9人目の日本人選手になった青木が、会見で「8歳年上のイチローが自分に大きな影響を与えた」と話したことを紹介している。
“I used to watch a lot of Mariners baseball back in Japan,” he said through interpreter Kosuke Inaji. “I saw a lot of games here in Safeco Field. It’s an honor to play here. As for Ichiro, I’ve always admired everything he’s done in his career. I’m glad I’m able to play here where he played in the past.”
「日本にいた時は多くのマリナーズ戦を見ていた」と通訳を介して答えた。「ここ、セーフコ・フィールドでの試合を多く見てきた。ここでプレーできることは光栄だ。イチローさんに関して言えば、彼がここまでキャリアで成し遂げてきた全てを尊敬している。イチローさんが過去にプレーした場所で野球ができることをうれしく思う」