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【MLB】日本人メジャーリーガーの歴代最高額契約ランキング6~10位 特殊な契約内容の現役投手、モデルチェンジ成功した右腕も

2022/07/23

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第10位 前田健太

契約内容:8年2500万ドル(約32億5000万円)+出来高
該当年度:2016~23年(ロサンゼルス・ドジャース)

 
 NPBでは沢村賞2回、2010年には投手3冠(防御率・勝利・奪三振)に輝くなど圧倒的な完成度を誇った前田。2015年オフにポスティングシステム行使し、ロサンゼルス・ドジャース入り。8年2500万ドル(基本給1年300万ドル+契約ボーナス)をベースに先発登板数、イニング数などの出来高条件を全て達成で1500万ドル増、トレード成立の際には100万ドル増など多額のオプションが付いた特殊な契約内容で合意した。
 
 ルーキーイヤーの16年から開幕ローテーション入りを果たすと、初登板試合では初本塁打を放つなど投打に渡る活躍で初勝利。以降も安定した投球を続け、32先発(175回2/3)で16勝をマーク。同年は年俸1202万5000ドルを勝ち取った。翌17年以降も活躍を続けたが、チーム事情と適性を加味してシーズン終盤からはリリーフ登板が増加。起用法に応え続けた一方で、出来高条件の達成は困難なものとなった。

 19年オフには、先発投手の補強を図ったミネソタ・ツインズへトレード移籍。60試合制となった20年に6勝、防御率2.70、メジャートップのWHIP0.75をマークし、サイ・ヤング賞投票でも2位に入るなどさらなる飛躍を遂げた。しかし開幕投手を務めた21年は、故障の影響もあって精彩を欠き、9月に右肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けシーズンを終了。22年中の復帰を目指し、順調にリハビリを進めている。

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