【MLB】日本人メジャーリーガーの歴代最高額契約ランキング6~10位 特殊な契約内容の現役投手、モデルチェンジ成功した右腕も
2022/07/23
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第8位 菊池雄星
契約内容:3年4300万ドル(約55億9000万円)+選手・球団オプション
※契約延長オプション行使で最大7年1億900万ドル(約140億1700万円)
該当年度:2019~21年(シアトル・マリナーズ)
最速159キロを誇る剛腕サウスポー。NPBでは2017年に最優秀防御率と最多勝の投手2冠を獲得。18年オフにポスティングシステムを行使し、シアトル・マリナーズと3年4300万ドル、選手と球団それぞれに契約延長オプションが付き、最大7年1億900万ドルとなる変則契約を結んだ。
ルーキーイヤーの19年は、開幕からローテーションを守って32試合に先発するも6勝11敗と負け越し、防御率5.46と安定感を欠いた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で60試合制となった翌20年も、防御率5点台に終わった。
今後の契約においても勝負のシーズンとなる21年は、前半戦だけで6勝を挙げてオールスターゲームに初選出。飛躍の兆しを見せていたが、後半戦は大失速。同年オフには双方が契約延長オプションを破棄し、トロント・ブルージェイズへの移籍を決断した。新天地でも開幕からローテーションの一角を担ったが、16先発で3勝5敗、防御率5.12と低迷。7月には首の張りで負傷者リスト(IL)入りと窮地に立たされている。