【結果速報】大谷翔平、104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」達成! 6回無失点&第25号ホームランと二刀流で躍動
2022/08/10
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大谷翔平 最新情報(最新ニュース)
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたオークランド・アスレチックス戦に「2番・投手」で二刀流出場。投げては6回5奪三振無失点で10勝目を挙げ、打っては第25号本塁打と投打に躍動。ベーブ・ルース氏以来104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。
大谷は初回、無失点の立ち上がりを見せると、3回に打線が1点を先制。直後の投球では、四球と味方のミスなどで2死一、三塁の局面を迎えたが、2番ラモン・ロウレアーノ外野手の打球を左足に当てながらも投ゴロとし、ピンチを凌いだ。
足の状態が心配されたが、大谷は4回もマウンドへ。この回も得点圏に走者を背負うも無失点とすると、5回にテイラー・ウォード外野手の3ラン本塁打で貴重な追加点。大谷はその裏を抑えると、6回には三者凡退でアスレチックス打線を封じ、マウンドを後にした。
この日の投手・大谷は、6回(91球)を投げ、被安打4、与四死球0、奪三振5、失点0の成績で10勝目(7敗)。防御率2.68、WHIP1.05となっている。
一方の打撃でも本領発揮。大谷は4点リードで迎えた7回無死の第4打席で、アスレチックス左腕サム・セルマン投手と対戦。カウント1ボールからの2球目、甘めに入ったスライダーを完璧にとらえた。打った瞬間の打球は、ライトスタンドに吸い込まれる第25号ソロホームラン。イチロー氏を上回るメジャー通算118本目の一発は、打球速度108マイル(約174キロ)、飛距離378フィート(約115メートル)を計測した。
この日の打者・大谷は、3打数2安打1打点1本塁打1四球(四球、一ゴロ、二安、右本①)の成績。打率.256、OPS.849(出塁率.348+長打率.501)となっている。
エンゼルスは、5-1で勝利。同地区のアスレチックスに対して2連勝を飾った。