伝説級の輝き! エンゼルスの歴代最強打者5人。トラウト、大谷翔平へと続く系譜
2023/04/14
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トロイ・グロース
出身:カリフォルニア州ターザナ
投打:右投右打
身長/体重:195cm/111kg
生年月日:1976年8月3日
ドラフト:1997年ドラフト1巡目
大谷が2021年に46本塁打を記録したが、その時によく名前が出たのがトロイ・グロースだ。なぜなら、グロースはエンゼルスのシーズン最多本塁打記録を持っているからである。
グロースは内野手で主に三塁を守っていた。1997年のドラフトでアナハイム・エンゼルスに入団すると、2年目の1999年から主力の座を掴む。99年シーズンは打率.240、143個の三振を喫しながらも、モー・ボーンの次に多い29本塁打を放ち、非凡な才能を見せつけていた。
そして2000年、159試合の出場で47本塁打を記録し、本塁打王のタイトルを獲得。エンゼルスに欠かせない存在となった。2001年は41本塁打を放ち、2年連続で40本塁打の大活躍。2004年オフにアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍し、その後もブルージェイズなどで強打を発揮し続けた。
2021年の大谷はハイペースで本塁打を量産したものの、グロースの本塁打数にはあと1本及ばず。「モチベーションの維持」という観点からさまざまな記事が出ているが、大谷はグロースの本塁打記録を塗り替えることができるだろうか。