大谷翔平の「2桁勝利&2桁本塁打」はベーブ・ルースよりも上? 当時の成績と比較すると…
2022/08/10
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大谷翔平最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたオークランド・アスレチックス戦に「2番・投手」で二刀流出場。投げては6回5奪三振無失点で10勝目を挙げ、打っては第25号本塁打と投打に躍動。ベーブ・ルース氏以来104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。ここでは当時のベーブ・ルースの成績を振り返る。
ベーブ・ルースはデビューした1914年から主に投手メインの起用。1915年の18勝(8敗)を皮切りに、4年連続2桁勝利をマークした。16年の170奪三振こそメジャー3位の数字だったが、大谷のように高い奪三振率で勝負する投手ではなかった(そもそも投球回が多く、奪三振率トップが5点台の時代ではある)。17年にはキャリアハイとなる24勝を挙げている。
一方打者としては、メジャー2年目の15年に規定未到達ながら3割を超えて頭角を現し、18年から本格的に始動。「2桁勝利&2桁本塁打」で鬼門となったのは、本塁打の方で、17年まではシーズン5本塁打未満だった。