青木宣親、ワールドシリーズ初安打はタイムリー。ロイヤルズ、3勝3敗の五分に|10月29日MLBクイックニュース
2014/10/29
負ければジャイアンツの世界一が決まる第6戦は、ロイヤルズの本拠地カンザスシティで行われ、ロイヤルズが雪辱。3勝3敗の五分とした。
○カンザスシティ・ロイヤルズ10-0●サンフランシスコ・ジャイアンツ
青木宣親は3試合ぶりに2番右翼で先発出場を果たす。
先発投手はロイヤルズはベンチュラ、ジャイアンツはピーヴィ。
先制したのはロイヤルズだ。2回裏、ムスタカスのタイムリー二塁打、なおも一死三塁で、ここまでシリーズ無安打の青木にまわる。青木は7球粘って1-2から左前へタイムリー、先発ピーヴィを降板させた。
打線はさらに勢いづく。続く3番のケインの2点タイムリー、ホスマーの2点二塁打、バトラーのタイムリーと畳み掛け、7-0と試合を決めた。
2回のビッグイニングでロイヤルズ打線に火がついた。
3回裏にケインのエンタイトル二塁打で1点(四球の青木が本塁を踏む)、5回裏にエスコバーの二塁打で1点、7回裏にムスタカスのソロ本塁打と追加点。
終わってみれば、10-0の快勝。15安打の猛攻だった。
青木は一打席目は空振り三振、二打席目は前述のとおりタイムリー、三打席目は四球で得点、四打席目は二ゴロ。
6回の守りからダイソンと交代した。3打数1安打1四球1打点1得点。
ようやく初安打が出て、一塁ベースで感無量の表情を見せた。
いよいよ明日は決戦。
青木もチームも、シーズン最終盤でようやく調子を取り戻した。
29年ぶりの世界一へ向けて、熱戦が期待される。