【MLB】岩隈、ドジャースとの再交渉を待たず。急転直下の古巣マリナーズ入り
ドジャースへの入団が確実視されていた岩隈だが、入団交渉中のメディカルチェックで問題が発覚、岩隈は1年契約でマリナーズと再契約することが決まった。岩隈との再交渉の望みが絶たれたドジャースは、他の投手に触手を伸ばしている。
2015/12/18
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ドジャースは前田健太獲得へ動くか
岩隈との契約が白紙になった際、『SB Nation』は以下のようにドジャースの今後の動きについて報じていた。
In addition to trying to re-work things with Iwakuma, the Dodgers are also beginning to explore other avenues to add to their starting rotation, including Mike Leake and Scott Kazmir, according to reports from USA Today’s Bob Nightengale and Yahoo Sports’ Tim Brown:
岩隈との再交渉に加えて、ドジャースはマイク・リークやスコット・カズミアーら、新たな投手をローテーションに加えようと動き出していると、USA Todayのボブ・ナイチンゲールやYahoo Sportsのティム・ブラウンらが報じている。
しかし、再契約を狙っていた岩隈をマリナーズが速攻で獲得。リークやカズミアーの他にも、『SB Nation』のクリス・コティロはドジャースがレイズと今季9勝をあげた25歳の若手右腕、ジェイク・オドリッジについてトレード交渉を進めていると報じている。相手側は放出の可能性を否定しているものの、マーリンズのエースであるホゼ・フェルナンデスの獲得を目指していると言う噂も根強い。
市場には元中日のチェン・ウェインやポスティングにかけられた前田健太らも残っており、これまで獲得は薄いとされてきた彼らにドジャースが触手を伸ばす可能性もありそうだ。
岩隈を逃したことで、現在ドジャースに在籍する投手のうち、今シーズン80イニング以上を投げたのはわずか4人。同地区のライバルであるジャイアンツとダイヤモンドバックスが大型補強を敢行、特に再契約を目指していたグレインキーを逃したこともあって、『SB Nation』では「先発ローテーションに新たな投手を加えなければならないというプレッシャーは強い」と見解を示している。
レッズからトレードでの獲得が目前となっていたアロルディス・チャップマンに加え、ほぼ手中に収めていた岩隈まで逃したドジャースは、来季に向けてどのような手を打って出るのだろうか。
出典:Dodgers’ deal with Hisashi Iwakuma in jeopardy after failed physical by Jordan Freemyer in SB Nation on Dec.17