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【MLB】田中将大ら故障持ちが多い先発ローテも補強なし。ヤンキース指揮官「やっぱり心配」

2015年のヤンキースはポストシーズンに進出したが、先発ローテが課題だった。田中を筆頭に故障歴のある選手が多く、実際に相次いで戦線離脱した。しかし来季に向けて先発の補強を行っていない。

2015/12/22

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今のところ、先発の補強はなし

 そして2016年。田中はオフに右ヒジの骨片を取り除く手術を受けており、イオバルディは昨季終盤を右ヒジの痛みで欠場している。この2人には無理をさせられないだろう。そうなると2年目の新星ルイス・セベリーノに頼らざるを得ない状況だが、記事ではこの有望な若手の今後を考えると、年間投球回数には上限を設定するなどのケアが必要だとしている。

 このような不安だらけの先発陣に関し、ジョー・ジラルディ監督も不安を隠そうとしていないようだ。「田中とイオバルディは故障明けで、CCはヒザの状態をチェックしながらの起用が必要だ。ピネイダもかなりのイニングスを投げた。やっぱり、心配だよ」

 ヤンキースのローテーションメンバーは、健康体でシーズンを過ごせればそれなりの数字を残せる実力派揃いだと言える。
 しかし、全員が「故障なし」でシーズンを投げ切れるとは非常に考えにくい。

 しかし、それでもここまで特に先発陣の補強はない。若手の育成を軸としたチームづくりに変貌しうつつあるヤンキースは、獲得の代償にドラフト指名権を手放さねばならないベテランFAに大金を投じるようなことからは撤退してしまったかのようだ。

出典:“New York Yankees : Joe Girardi concerned about starting rotation in 2016” @ Fansided by Nick Ziegler in Dec. 19th 2015

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