大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 伝説級の輝き! エンゼルスの歴代最強投手5人。大谷翔平へと続く系譜

伝説級の輝き! エンゼルスの歴代最強投手5人。大谷翔平へと続く系譜

2023/04/14

text By

photo

Getty Images



メジャーリーグ(MLB) 最新情報(最新ニュース)

 3月30日(日本時間31日)に開幕した2023年のメジャーリーグ。大谷翔平選手の所属するロサンゼルス・エンゼルスは、順調な滑り出しを見せている。球団の歴史を振り返ると、以前から伝説級とも言える強打者を数多く輩出してきたが、投手陣も錚々たるメンバーが活躍していた。今回は、中でも「歴代最強」とも言える投手5人を紹介する。

 

 

ノーラン・ライアン

出身:テキサス州レフュージオ
投打:右投右打
身長/体重:188cm/88kg
生年月日:1947年1月31日
ドラフト:1965年MLBドラフト12巡目
 
 「ライアンエクスプレス」というニックネームで知られるノーラン・ライアン。人類で初めて100マイル(約161キロ)の壁を破り、歴代のメジャーリーグで最も多くの三振(5714個)を奪った。
 
 ライアンは、1965年のドラフトでメッツから指名を受けて入団。メッツでも快速球を見せており、6年目の1971年に初の2桁10勝を記録した。
 
 その後、トレードでエンゼルスに移籍したライアンは、加入初年度の1972年から19勝、20完投、329奪三振、防御率2.28という見事な数字を残し、チームの柱として君臨。翌73年にはMLBのシーズン最多奪三振記録(383個)を更新した。エンゼルスでは在籍8年間(1972-79年)すべてで2桁勝利を挙げ、計138勝をマーク。79年オフにはフリーエージェント(FA)でアストロズに移籍し、史上初の100万ドルプレーヤーとなった。
 

 
 キャリア通算では、メジャー歴代最多となる7度の無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。46歳まで現役を続け、最優秀防御率2回、最多奪三振のタイトルは11回獲得するなどまさに伝説の投手だった。

1 2 3 4 5


error: Content is protected !!