伝説級の輝き! エンゼルスの歴代最強投手5人。大谷翔平へと続く系譜
2023/04/14
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フランク・タナナ
出身:ミシガン州デトロイト
投打:左投左打
身長/体重:190cm/88kg
生年月日:1953年7月3日
ドラフト:1971年MLBドラフト1巡目
ノーラン・ライアンとともに、1970年代のエンゼルスを牽引したのがフランク・タナナである。1971年のドラフト1巡目でエンゼルスから指名を受けた。当初から期待値が高かったこともあり、入団2年目の1973年にはメジャーデビューを果たす。
デビュー年は4試合登板となったが、翌1974年は2桁勝利(14勝)を達成。さらに75年は16勝、269奪三振、防御率2.62をマークし、最多奪三振のタイトルを獲得した。
エンゼルスでは9シーズン(1972-80年)プレーしたタナナ。在籍時の通算完投数はチーム歴代2位(92回)の記録を残した。さらに、通算防御率は3位(3.08)、勝利数(102勝)、奪三振数(1233個)は5位に位置するなど数多くの項目で上位にランクインしており、エンゼルスの一時代を築いた投手と言えるだろう。
その後、レンジャーズやタイガースなどでプレーを続け、キャリア通算15度の2桁勝利をマーク。1993年限りで現役を引退した。