【MLB】「前田のヒジにライオンが潜む」不安を抱えつつも頭数が揃ったドジャース先発陣は魅力的
ドジャースには、身体検査で「異常あり」とされた前田健太を筆頭に不安を抱えた先発投手が多い。しかしその不安をカバーするほどに頭数が揃っている。
2016/01/12
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先発候補はざっと11人も
以下、アレックス・ウッド、柳賢振ら合計で11人の名前が挙げられているが、昨季肩の故障で全休した柳のように何らかの不安を抱えている投手がほとんどだとしている。
しかし、それでもブリスビーは全体としてはドジャースの先発ローテーションは魅力的だと評価している。それは、数が豊富なため全員が万全である必要はないからだ。一般的には5人のローテーションでは4人が機能していれば合格だろう。カーショウは盤石で、カズミアも計算できるので、残9人のうち、2人が働いてくれれば良いのだ。しかも、シーズンを通じて働いてくれる必要もない。入れ替わり立ち替わりでだれか2人が好調であれば良いのだ。
7月末のトレードデッドラインになれば思い切った補強にはしってもよい。ドジャースには、交換相手となる有望な若手も多く抱えているからだ。補強の武器は若手有望株だけではない。もちろん、無尽蔵の資金もある。やはり、ドジャースはスゴイのだ。
出典:”The Dodgers still have baseball’s most fascinating rotation, just in a much different way”@ SB nation by Grant Brisbee in Jan. 8th 2016