隠れ侍ジャパン候補? WBC日本代表入りの可能性がある日系メジャーリーガー5人
2023/03/10
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スティーブン・クワン(クリーブランド・ガーディアンズ)
・ポジション:外野手
・投打:左投左打
・身長/体重:175㎝/77㎏
・生年月日:1997年9月5日
・経歴:ワシントン高-オレゴン州立大
・ドラフト:2018年MLBドラフト5巡目(全体163位)
日系アメリカ人2世のスティーブン・クワンは、2022年シーズンに華々しいメジャーデビューを飾った。
クワンは、クリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)に2018年MLBドラフト5巡目(全体163位)で入団。ルーキーイヤーから傘下マイナーリーグで着実に経験を積み、2021年シーズン途中には3A級まで昇格した。
2022年はスプリング・トレーニングで結果を残し、念願のメジャー契約を勝ち取った。勢いのままに開幕スタメン入りを果たすと、抜群のバットコントロールを武器に4月は打率.354(48打数17安打)の好成績で、ルーキー・オブ・ザ・マンスを受賞。主にリードオフマンの役割を任され、フルシーズンの活躍を見せた。
最終的に147試合に出場し、打率.298、19盗塁、OPS.773(出塁率.373+長打率.400)をマーク。638打席で三振は60個とコンタクト能力も光った。また、守備面でも高い貢献度を誇り、アメリカン・リーグ左翼手部門のゴールドグラブ賞に輝いた。
ラーズ・ヌートバー(カージナルス)とともに、今大会のメンバー最終候補にも挙がっていたが、最終的に代表入りはならなかった。年齢もまだ若いだけに、出場資格を満たせば次回大会は日の丸を背負うかもしれない。