【MLB】指揮官は日本人選手を熟知。レギュラーは絶望的、川崎がカブスで生き残る道
去就が未定だった川崎宗則がカブスとマイナー契約を結んだと米メディアは報じた。
2016/01/22
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地区最下位からプレーオフへ
ついに決まった。ブルージェイズからFAとなっていた川崎宗則がカブスとマイナー契約を結んだと、FOXスポーツのジョン・モロシ記者が報じた。これで今季メジャー球団と契約する見込みがある主要日本人選手の所属先が、全て決まった。
新天地となるカブスは、ここ数年の改革でナリーグ中地区の優勝候補にまで上り詰めた。
昨季は新任のジョー・マドン監督に率いられ、前年の地区最下位から巻き返し。レギュラーシーズンは地区3位ながら、ワイルドカード2位に入りプレーオフに7年ぶりに進出。一発勝負のワイルドカードゲームで同地区2位パイレーツを下して地区シリーズへ駒を進めた。
同シリーズでは同地区優勝のカージナルスまで食い、ナリーグ優勝決定シリーズへ。そこでメッツに敗れたものの、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」が2015年にカブスのワールドシリーズ制覇を予言していたことから、躍進が注目を集めた。
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