満を持してメジャー挑戦も…MLBの壁に阻まれた大物6人。米球界では苦しんだ選手たち
2024/08/21
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熱戦が繰り広げられているメジャーリーグ。今季からMLBに挑戦している山本由伸(ドジャース)、今永昇太(カブス)は、早くも存在感を放っている。一方で、過去にはNPBで圧倒的な成績を残したものの、渡米後は苦戦を強いられた選手も数多く存在。ここでは、メジャーの壁に阻まれた選手を紹介する。(※今季成績は日本時間8月21日時点)
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中島宏之(裕之)
・出身地:兵庫県
・投打:右投右打
・身長/体重:180㎝/90㎏
・生年月日:1982年7月31日
・経歴:伊丹北高
・ドラフト:2000年ドラフト5位
埼玉西武ライオンズ時代は主軸として好成績を残し、メジャーリーグに挑戦した中島宏之(裕之)。しかし、まさかの出場ゼロで帰国となってしまった。
2000年ドラフト会議で5位指名を受け、西武ライオンズへ入団。高卒4年目となる2004年に遊撃のレギュラーを掴み、打率.287、27本塁打、90打点の好成績を残した。
その後は長らくチームの中軸を担い、最高出塁率、最多安打などの打撃タイトルを獲得。球界屈指の遊撃手として存在感を示すと、2012年オフに海外FA権を行使し、オークランド・アスレチックスへ移籍。
しかし、移籍1年目のスプリングトレーニングで不振に陥ると、故障の影響もあり、マイナーリーグ生活で渡米1年目を終了。
翌年もメジャー昇格を果たせず、メジャーリーグでの出場が1度もないまま、2014年オフに日本球界のオリックス・バファローズへの入団を決断した。
オリックスでは、在籍3年間で2度の規定打席に到達するなどまずまずの成績を残し、2018年オフに読売ジャイアンツへ移籍。ベテランらしい打撃でチームに貢献した。
しかし、昨季は故障の影響もあって8試合の出場にとどまると、同年オフに戦力外通告。今季から中日ドラゴンズへ移籍したが、ここまで15試合出場でヒットなしと厳しい立場に置かれている。