満を持してメジャー挑戦も…MLBの壁に阻まれた大物6人。米球界では苦しんだ選手たち
2025/02/14
Getty Images

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スプリングトレーニングが始まった2025年のメジャーリーグ。日本人選手に目を向けると、今季から菅野智之、小笠原慎之介、佐々木朗希、青柳晃洋が海を渡り、MLBの舞台に挑戦する。一方で、過去にはNPBで圧倒的な成績を残すも、渡米後は結果を残せなかった例も数多くある。ここでは、メジャーの壁に阻まれた選手を紹介する。
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山口俊
・出身地:大分県
・投打:右投右打
・身長/体重:187㎝/98㎏
・生年月日:1987年7月11日
・経歴:柳ヶ浦高
・ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
MLBでは力及ばず、悔しい結果に終わった山口俊。
山口は、2005年高校生ドラフト1巡目で横浜ベイスターズに入団した。高卒4年目の2009年にリリーフとして台頭。シーズン途中からはクローザーを任され、翌2010年から2年連続30セーブに到達した。2014年からは先発へ転向。2016年に自身初の2桁11勝を挙げた。
同年オフに国内FA権を行使し、読売ジャイアンツへ移籍した。2019年には15勝4敗、勝率.789、188奪三振、防御率2.91をマーク。最多勝、最高勝率、最多奪三振の投手三冠に輝き、オフに球団初のポスティングシステムを行使してトロント・ブルージェイズへメジャー移籍した。
デビュー年は中継ぎとして開幕ロースター入りを果たしたが、デビュー戦から2試合連続で敗戦投手に。同年は17試合登板で2勝4敗、防御率8.06と不本意な成績に終わった。
翌2021年は巻き返しを図ったが、スプリングトレーニング直前にDFAとなり、サンフランシスコ・ジャイアンツと契約。しかし、傘下3A級でも結果を残すことができず、メジャー昇格は叶わず。シーズン途中に古巣・巨人でNPBへ復帰した。
しかし、復帰1年目は15試合の登板で2勝8敗、防御率3.56と苦しむと、翌年は故障の影響もありわずか1試合の登板にとどまり、オフに戦力外通告。同年限りでの現役引退を表明した。