吉田正尚はMLBで通用するのか…大型契約結んだ日本人野手5人。メジャー1年目の成績は?
2022/12/23
産経新聞社、Getty Images
松井秀喜
MLBでも「ゴジラ」の愛称で親しまれた松井秀喜。メジャー1年目から持ち前の勝負強い打撃が光った。
NPBでは高卒1年目から2桁本塁打を記録し、順調に球界を代表するスラッガーへ。2002年には打率.334、50本塁打、107打点、出塁率.461と傑出した数字を叩き出し、同年オフに海外FA権を行使。ニューヨーク・ヤンキースと3年総額2100万ドルで契約を締結した。
デビュー年は「5番・左翼」で開幕スタメンに名を連ねると、メジャー初打席で適時打を記録。本拠地開幕戦で初本塁打を放つなど幸先の良いスタートを切った。ルーキーイヤーから打線に欠かせない存在となり、最終的に全163試合に出場して打率.287、16本塁打、106打点をマークした。
本塁打こそやや物足りない数字となったが、得点圏打率はチームトップ(.335)と勝負強さを発揮。ワールドシリーズでもアーチを描くなど、印象的な活躍を見せた。