千賀滉大はMLBで通用するのか…大型契約結んだ日本人投手6人。メジャー1年目の成績は?
2022/12/25
産経新聞社、Getty Images
井川慶
井川慶は、メジャーリーグの洗礼を受け、苦しいメジャー1年目を過ごした。
1997年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。2003年には20勝、防御率2.80の好成績で沢村賞を受賞した。その後も2桁勝利を続け、2006年オフにポスティングシステム行使でのメジャー挑戦を表明。5年総額2000万ドルでニューヨーク・ヤンキースに移籍した。
メジャーデビュー戦は、5回7失点で降板となった。3登板目で初勝利を記録したが、不安定な投球が続き、早々と中継ぎに配置転換。一時は先発に復帰したが、その後も結果を残すことはできず、マイナー降格も経験した。
最終的に14試合の登板にとどまり、2勝3敗、防御率6.25と不本意な数字に。チームはワイルドカードでポストシーズン進出を果たしたが、井川の登板機会はなく、ル-キーイヤーが終了。実力差を見せつけられることとなった。