千賀滉大はMLBで通用するのか…大型契約結んだ日本人投手6人。メジャー1年目の成績は?
2022/12/25
産経新聞社、Getty Images
菊池雄星
菊池雄星のメジャー1年目は、悔しいシーズンとなった。
2009年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団。2017年には最優秀防御率(1.97)と最多勝(16勝)の投手2冠に輝いた。翌2018年も14勝を挙げると、同年オフにポスティングシステムによるメジャー挑戦を表明。シアトル・マリナーズと3年総額4300万ドルをベースに、最大7年総額1億900万ドルとなる変則契約を結んだ。
東京ドーム開催となった開幕シリーズの2戦目にメジャーデビューを飾ったが、5回途中降板で勝敗はつかず。その後もなかなか白星を手にすることができず、初勝利は6試合目の登板だった。8月にはメジャー初完封勝利を挙げたものの、シーズンを通して好不調の波が激しく、不安定な投球が続いた。
先発ローテーションこそ守り続けたが、最終的に32試合(161回2/3)を投じて6勝11敗、防御率5.46と不本意な数字に。被本塁打は36本を数えるなど、課題の残るシーズンとなった。