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【MLB】約7.6㎝狭くなれば特に田中は不利? コミッショナー、投高打低解消へストライクゾーン変更に言及

ここ数年、メジャーリーグではストライクゾーンを狭めようとする動きが見られている。制球力が武器の日本人投手には特に影響を及ぼすかもしれない。

2016/01/30

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打者有利な状況に転換!?

 メジャーのストライクゾーンが変わる?
 25日にAP通信が配信したニュース。ロブ・マンフレッド・コミッショナーが単独インタビューの中で、ストライクゾーンを狭める議論を進めていると明かしたというものだ。
 
 狙いは投高打低の傾向に歯止めをかけるため。
 現在は膝頭の下部にあたる下限を、膝頭の上部とするかどうかの議論を交わしているという。すでにオーナー会議でも話題に挙がっており、最終的な変更には選手会の承認も必要となる。
 
 記録サイト大手のファングラフスによると、一般的な選手で見た場合に膝頭下部は地上から1.5フィート(約45.7㎝)で、膝頭上部は1.75フィート(約53.3㎝)。ストライクゾーンは約7.6㎝狭くなる。
 
 AP通信は投打の主力選手のメールによる反応も掲載。ジャイアンツのブランドン・クロフォード遊撃手は「数インチの差なら、誰も対応に困ることはないだろう。ただゾーンが狭くなれば、打者は精神的に優位に立てるかもね」とコメント。
 
 一方のエンゼルスの抑えのヒューストン・ストリートは「ゾーンを上げれば打者が有利になり、二塁打や本塁打、そして得点は間違いなく増えるだろうね」とコメント。野手と投手での反応差は予想通りながら、共通して打者有利を強調した。

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