【MLB】約7.6㎝狭くなれば特に田中は不利? コミッショナー、投高打低解消へストライクゾーン変更に言及
ここ数年、メジャーリーグではストライクゾーンを狭めようとする動きが見られている。制球力が武器の日本人投手には特に影響を及ぼすかもしれない。
2016/01/30
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ここ数年ストライクゾーンの議論はやまず
AP通信のインタビューではコミッショナーは「今後、どのような事態を迎えるのか、予測することはできないが」と前置きしている。米メディアも総じて、今季からの導入はありえないだろうという見通し。早くても来季17年シーズンからか、という声が多い。
ストライクゾーン圧縮の議論は昨オフにも浮上しており、1年前の2月にも「15年シーズンからの導入は非現実的。早くて16年シーズンからか」とされていた。
表面的に見れば事態はさほど進展しているようには映らないが、毎オフ議論が起きるということは近い将来の変更は避けられないかのかもしれない。
田中に限らず、岩隈久志、上原浩治、今季から挑戦する前田健太ら、日本人投手の最大の武器は低めへの制球力と言える。決断が下されれば、彼らへの影響は避けられそうもない。