吉田正尚獲得のレッドソックス、昨季最下位も優勝する可能性高い? 米公式が予想「放出したことへの不満はあっても…」【海外の反応】
2023/01/20
産経新聞社提供
米公式サイト『MLB.com』が、昨季各地区で最下位だった球団の中で、今季優勝する可能性が高いチームを順位付けした。吉田正尚外野手が所属するボストン・レッドソックスは2位になっている。
レッドソックスは昨季、78勝84敗でア・リーグ東地区の最下位だった。今オフには昨季シルバースラッガー賞を受賞のザンダー・ボガーツがサンディエゴ・パドレスへ移籍し、痛手を負っている。右肘の手術を受けたトレバー・ストーリーも懸念材料だ。
それでも同メディアは「2022シーズンの最下位6チームの選手だけでオールスターチームを作るとしたら、その半数はレッドソックスから選ばれるという強い主張ができるだろう。ラファエル・デバースほど優秀な選手はおらず、ボガーツを放出したことへの不満はあっても、今冬にコーリー・クルーバーなどの堅実なベテラン選手を獲得した。日本から吉田が加わったのは言うまでもない」と伝え、選手層は厚いとの見解を示している。
そして「ア・リーグ東地区の他の4チームも良いが、レッドソックスは周囲が考えるシナリオとは裏腹に、人々が思っているよりも少し良いのかもしれない」と伝えた。なお、昨季最下位ながら今季優勝する可能性が最も高いと予想されるチームは、ア・リーグ中地区のカンザスシティ・ロイヤルズとなっている。