【MLB】3年目の田中、開幕投手は既定路線。真のエースへ乗り越えるべき二つの課題
米の著名コラムニストが皮肉たっぷりに田中の課題をあげている。当然、田中自身もその点を認識している。
2016/02/03
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著名コラムニストの格付け
「ヤンキースの本当のエースは誰だ? おそらく1億5500万ドルの男ではない」
日本のファンには挑発的な見出しが躍った。31日付で更新されたニューヨーク・ポスト紙。著名コラムニストのケン・デビッドオフ氏による寄稿だ。
1億5500万ドルの男とは、当然その金額で7年契約を結んだ田中将大を指す。結論を先んじれば、同氏による格付けはこうだ。
1 ルイス・セベリーノ
2 田中 将大
3 ネーサン・イオバルディ
4 マイケル・ピネダ
5 CC・サバシア
6 イバン・ノバ
7 タイソン・ロス(パドレス所属。トレード獲得の可能性をにらみ)
8 ジェームズ・カプリエリアン(昨年のドラフト1巡目指名)
9 アロルディス・チャップマン
ちなみに同氏は、昨年のキャンプ直前2月16日に寄稿した同様のコラムへのリンクも掲載。1年前の格付けは以下の通りだった。
1 田中 将大
2 マイケル・ピネダ
3 ネーサン・イオバルディ
4 ジョニー・クエト(当時レッズ。トレード獲得の噂が絶えず)
5 イバン・ノバ
6 CC・サバシア
7 ルイス・セベリーノ
8 クリス・カプアーノ
9 アダム・ウォーレン
10 アンディ・ペティット(当時すでに引退済み)
田中は昨年10月に右肘の手術を受けたが、それは楽天時代からある骨片除去という軽度のクリーニング手術。12月上旬にはキャッチボールを再開させ、2月19日のキャンプインには十分間に合う見込みだ。