日本は大谷翔平一色? 韓国紙が感じた今大会の印象は「大谷の、大谷による、大谷のためのWBC」【海外の反応】
2023/03/10
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侍ジャパン 最新情報
韓国紙『東亜日報』が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の印象について報じ、今大会は侍ジャパンの大谷翔平選手の存在が非常に目立つ大会になっているとの見解を示した。
今大会は、2017年の前回大会でけがを理由に出場辞退した大谷翔平選手も出場しており、いつも以上に侍ジャパンに対する期待度は高くなっている。それは顕著に表れており、同紙のイ・ホンジェ記者は「韓国と日本が属するB組の試合が行われている東京では(大阪も同様)どこに行っても、何を見ても大谷の顔に遭遇することになる。テレビをつけると大谷が出て、新聞を見ても大谷が出て、看板も広告も大谷が休むことなく顔を出す。人々も同様だ。昼食の時に立ち寄ったラーメン屋で、隣のテーブルに座った4人の若い女性たちは大谷の話をしていた。居酒屋のおじさんたちの話題もやはり大谷だ。日本全体がまるで大谷にすっぽり包み込まれているような感じだ」と伝えている。
会場では大谷がプレーするたびに歓声が沸き、大勝した試合後も席を立つ観客は少なく、大谷のインタビューを聞き入っていたという。イ・ホンジェ記者は「このように大谷は日本代表だけでなく、WBC全体を見ても最高の興行カードだ。日本のファンがなぜそんなに大谷について熱狂するのか改めて感じられる場面だった」とし、「大谷の、大谷による、大谷のためのWBC」との見解を示している。
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